滑落死とか辛くてしょーもなw(仮)

曲調やジャンルに囚われず、好きな曲を紹介するブログ

No.04 Who Wishes / トップハムハット狂 a.k.a. AO

 

色々あっておセンチなのでおセンチな曲にします

 

4曲目は、トップハムハット狂(AO) さんでWho Wishesです

 

 

TrackはK'sさん。上記のリンク先はショートverで、iTunesでフルが買えます

ジャンルはラップ。ニコラップ好きなんです。聞いただけで歌詞はわからないと思うので、歌詞リンクも貼りますね↓

http://ameblo.jp/ao-ham/entry-11580581505.html

 

ツイッターでも何度か呟いている、かなりお気に入りの曲です。聞いてわかるとおり明るい歌ではなく、ちょっと寂しい雰囲気という感じ。イントロのワンフレーズからもう切なさが滲みでてます

ラップではAメロ・Bメロ・サビという言葉を使わず、verse01→hook→verse02→hookという用語と流れが主流です。難しい技術は素人なのでよくわかりませんが、曲の中で韻を踏む言葉遊びがバチンと決まるとひたすらクールで良さみがあります。「Whar ever(e-a)...思えば(e-a) 埃かぶった重荷はほろえた(e-a)」など、「え・あ」の母音で踏むわけですが、まあ語彙力というかそういうものが必要になってくると思うのでほんとに聞いてて楽しい。語尾で踏むだけでなく語頭で踏むこともあるし、そこはリリックの腕が出てきます。(フルverのほうで出てくるフレーズで)「切り取れない一枚のフィルム(i-i-a-i-o-i-u-u) 紛れもない気違いと気付く(i-i-a-i-o-i-u-u)」とか、長すぎてありえん。どっからそんな文章ひねり出してくるんだーと、舌を巻く思いです

 この曲で1番好きなのは、これもまたフルverのみで聞けるフレーズですが、verse02の最後の「ハレルヤ Who Wishes...」です。さりげない部分に曲のタイトルを織り交ぜるのが渋いと思う。寂しい曲調で敢えて「ハレルヤ」という言葉を選ぶところもかっこいい。あと「でも張り上げ Shout it out! 触れるな俺のフロウ」のシャウトも好き。ていうか全部好き

 まあこの曲には諸説ありまして、長らく仲の良かった「雨天決行」というラッパーと決別した曲なんだとか、雨天決行とはルームシェアをしていてそれを解消したんだとか、まあ動画コメントを見る限りでも色々と。恐らく推測はおおむね間違ってないと思われます。雨天決行の別の曲で「雨天決行の塔」という歌詞があるんですが、それとひっかけて「そびえる鈍色の塔の頭上」と歌ってたり。雨天の好きなゲーム(AVA→FPSゲー)にかけて「自分の首絞める虐げたリロード 微糖のふりしたブラック 撃ち抜く Brah!!」とか。フルの最後のほうには、「金の切れ目が縁の切れ目」「ずっとぐずってた空は晴れる、やっと決めたから傘を投げる」などといった歌詞も入ってます。

なんだかんだとあったのかも知れないですが、ただラップにはdis文化というものもあるのでどこまでガチなのかよくわからんとこです。それにしても、雨天決行という要素をここまで韻を踏みながら歌詞に織り交ぜられる技術はやっぱりすごいと思います

 

 

もう4回目なので、これでブログはじめて1ヶ月なんですか。イー。時間がたつのははやいです